2016年新人戦&上級生大会振り返り

 始めまして!今年4月に大学ディベートの世界に飛び込んだF新入生の石崎雄大です。軽く自己紹介をしておくと、今は慶應義塾大学経済学部の第2学年に在籍しています。先日のNADEのOBOG会の自己紹介において「慶應のテニサーで代表やってます。」と発言して以来、大会などでお会いした方々に「あ、テニサーのボスだ(笑)」といじられるようになってしまいました。非常に後悔、、、。ちなみにジョンっていうミドルネームも持っています。大学1年の昨年度はサークルジプシーをしていましたが、ひょんなきっかけからディベートという競技があることを知り、今年の4月にこのFに辿り着きディベートを始めました。今回はCoDA新人戦に参加してきたので、その振り返りをしてみようと思います。

 

 新人戦は予選3試合(第3試合はパワーペアリング)を戦い、勝ち数とバロットで決勝進出チームを決める方式でした。僕はFのメンバーで同じく新入生の佐々木さんとペアを組み、福原さんと畑野さんにメンターとしてついてもらい、補佐に金谷さんに入って頂きました。

 予選第1試合は肯定側、相手はTAMASHIBARAでした。結論から言うと、この試合は完敗でした。ジャッジの方にも判定の際に指摘されましたが、立論段階から重要性が少し浮いていたため、多く取ってもらえなかったこと、1ARでの発生過程への反駁を生かせず、DMを潰しきれなかったこと、そして戦略面が疎かになっていたため2ARがふわふわしたものに終始してしまったこと、以上のような理由から肯定側に投票してもらうことが出来ませんでした。ただ、試合には負けましたが、僕個人としては初めて議論がしっかり噛み合った良い試合ができた様に感じ、満足感はありました。

 予選第2試合は否定側、相手は北大ディベートクラブでした。この試合は1NR、2NRともにそこその出来であり、また否定側立論をうまく守れたこともあって勝つことが出来ました。

 予選第3試合は肯定側、相手はDnet Cでした。負けました。本当に悔しかったです。敗因は戦略面での擦り合わせが出来ていなかったために1ARが自分たちの立論を大きく削ってしまい、あろうことか2ARでも伸ばしてしまったことです。ただ僕個人として一番もどかしかったのが、相手の立論を聞いた段階で整合性が取れていないと思った点をパートナーと共有できず、2ARでもどこをどう言えばうまくジャッジに伝わるかわからず自分たちの立論の繰り返しに終始してしまったことです。戦略の共有と2ARの重要性、そしてジャッジに訴えかける姿勢の大切さを実感させられた試合になりました。

 結果、新人戦は1勝2敗という結果に終わり、勝ち越せませんでした。個人的も色々な点で試合で勝つことの難しさを実感させられました。まあでもとにかく、スピ練含め全体的にプレパ足りてなかったな〜〜という印象です。しかし、新人戦を通じてディベートを一通り体験することができ、ディベートの楽しさもわかってきました。指導して頂いた福原さん、畑野さん、金谷さん、そして合宿中お世話になった石橋さん、その他Fの先輩方に本当に感謝しています。ありがとうございました。そしてド初心者の僕とペアを組んでくれた佐々木さん、本当にありがとうございました!

 

…といってブログを終わらせようと思っていたのですが、その1週間後にF上級生大会に出場してきたので、それにも軽く触れておこうと思います。運営の方はまたブログが上がると思うので、そちらにお任せします。メンターをして頂いた福原さんにお願いをしてペアを組んでもらい、F上級生大会に出場しました。予選の個々の試合の振り返りはしません。(僕は疲れました

 しかし、書いておきたいことが一つだけ。決勝戦に進出できました… 決勝戦は肯定側、相手は枝豆(畑野さんのところ)でした。ジャッジの方々が5人いて、しかも大部屋で出場選手が全員見てました。緊張で1人ガッチガチでした。結果は、負けました。結果的にこの論題で肯定側では1度も勝てなかったです、、、。でもこの試合が1番惜しいところまでいったと思っています。何より福原さんと組ませて頂いたことで、勝つための戦略を真剣に考える様になりました。新人戦の時より良い2ARが出来るようになったこと、新人戦の頃よりも数倍レベルの高い相手と試合が出来たこと、これらを次のシーズンに生かしていきたいと思います。次は実力で準優勝できますように。福原さん、本当にありがとうございました!!