2015年振り返り企画〜春JDA

どーもー(^o^)4年の諸澄です。

 

気づけばもうFのブログって1年以上放置されてるよネ…ハハ…という乾いた笑いが運営メンバーの間で浮上し初めてから1ヶ月余。(この下の水垣くんの記事は今年じゃなくて去年の10月です。笑

さすがにマズいので、みんなで今年一年をブログで振り返っていこう!という企画が(?)立ち上がりました!初回がわたくし諸澄の更新です。(初回で頓挫しませんように…南無三…

 

ということで、まずは2015年しょっぱなの大会、春JDAから振り返っていきましょう〜(^o^)(^o^)カウントダウーン

 

①論題

 

「日本は公職選挙法で定める全ての選挙について、投票の棄権に罰則を設けるべきである」

いわゆる「義務投票制」の導入についてです。

実際に導入している国は、オーストラリア、ベルギー、タイ、シンガポールなどです。

 

この論題でよく肯定側が扱う論点の一つに、「族議員と利益団体の癒着」という問題があります。(低投票率だと組織票の力が強くなり政治が民意全体を反映しないという内因性)

ちょうど55年体制が崩壊した頃に生まれ、ものごころついた時に小泉政権の聖域なき構造改革を見て育った私にとって、日本政治の古くからの慣行といわれる利益団体と族議員の政治に対する影響力は正直少し古い話のように感じられていました。

実際には、昔ほどではないにせよ今でも日本の利益団体の対政治影響力は強いです。

普段自分が勉強している分野と違う学問に触れるきっかけが与えられるのはディベートの良いところですね。

ちなみに私は経済学部で、大学受験は世界史選択で、さらに読んでる新聞は日経なので、日本政治に関する事前知識はほぼ皆無でした(笑)

 

政治論題をやったのは初めてだったのでシーズン初期こそ不安でしたが、リサーチを通して面白い論文や書籍に出会えて楽しかったです。高校時代ちょっとかじっていた政治哲学の本を久しぶりに開いたら、当時の好奇心をくすぐられる感じが舞い戻ってきて嬉しくなったりもしました。

 

②チーム

 

今回大会に参加したFのメンバーは

・藤堂・近藤

・中島・野澤

・松田・金谷・尾高

・金澤・浅海

・諸澄・坂上さん(外部)

でした。

 

どのチームも時間がない中、幅広くリサーチしていたと思います。

最終的な資料数のページ数を見ると藤堂さんの資料集35P、私の資料集45P、松田さんの資料集44P…というように、Fのドライブに日々蓄積&更新されていくエビデンスの量はすさまじかったです。笑

 

恒例のF合宿も楽しかったです。

合宿中に練習試合をしにきてくださったITBのみなさん、ありがとうございました。

 

③大会

 

今回はFからのファイナル進出チームはありませんでした。

(秋JDAではFのメンバーが優勝&準優勝しているので、Fの活躍はそのブログをお楽しみに…)

 

藤堂・近藤チームおよび坂上・諸澄チームは、予選全勝するもバロット足りずにファイナル逃しました(T-T)

私のチームに関してはあと2点差でファイナル逃して3位でした。

そして私がバロット下げることに絶賛貢献しました。悔しい…

 

大会でよかったことは、前日まで「ジャッジに正確に理解されないのではないか」という不安要素が残っていたケースのインパクトが当日はしっかり取られたことです。

抽象的なインパクトを設定していたのと、そのインパクトのエビデンスの専門性が高かったので、クレームの言い回しに細心の注意を払いました。その努力が報われたのは良かったー。分析・理由付けで最高得点の5がついたバロットを見た時は嬉しかったです。

 

とはいえファイナルに行けなかったのが相当悔しかったのと、3ヶ月弱?の間生活の全てを捧げていたディベートシーズンが終わってしまった喪失感で、大会終わった翌日は一日中「_(:3」∠)_」←こんな感じでした。笑

いつかまたJDAに出てリベンジしたいです。

あっ、春JDAは今年も出ます!まだチーム未定ですが…

 

④総括

 

超個人的な感想ですが、シーズン通して楽しくプレパができ、また学べる点も多かったので非常に満足度が高いです。 

また今大会には某実験室の職業ディベーターさんが久しぶりに参戦されており、噂に聞いていた神スピーチを拝聴することもできました。議論の取捨選択、構成、表現、どれを取っても圧巻でした…

 

次回は新人戦のブログを誰かが書いてくれる(はず)ので、ご期待くださいませ。

それでは、来年も元気に大会会場でお会いできますように。

よいお年をー(^ω^)